プードルの耳付きって何?

茶色いプードルの子犬の写真

プードルの飼い主さん、トリミングでオーダーをする際に「〇〇ちゃんの耳付きは低い(もしくは高い)ので、ご希望のカットはできません」と言われたことはありませんか?

今日はこの「耳付き」についてのお話です。

耳付きとは

文字の通り耳の付いている位置(高さ)のことです。

通常、プードルの耳は目尻の延長線上にあることが望ましいのですが、ペットタイプの場合はそれよりも高かったり低かったりすることがほとんどです。

本来の理想とは離れてしまいますが、最近では耳付きの高い子が流行っている印象です。

この耳付きの高さによってそれぞれ似合うカットが異なってくるのです。

耳付きが高い子におすすめのカット

アフロ

耳付きが高い子は断然アフロが似合います。

耳が小さければなお良いです。

アフロの場合は耳が長いとかなり重たい印象になり、重心が下がってしまいます。

なので、耳付きが高くて耳の短い子ほど軽やかでコンパクトなアフロを作ることができます。

ミッキーカット

アフロ同様耳の身ギリギリまで短く切って、頭は繋げず、ミッキーのように丸くカットします。

耳のボリュームを出したい、またはもっと耳付きを高く見せたい場合は頭の上の毛も耳に持ってくる「嘘耳」がおすすめです。

更に耳が上の方に付いているように見えて可愛いですよ。

耳が短いテディベア

耳付きが高い子は、ギリギリまで耳を短く切って本物のテディベアのように作るのが可愛いです。

耳が前に向かって付いている場合が多いので、逆に耳を長く伸ばすスタイルは毛が前に流れてしまうことがあり、好き嫌いが分かれる部分です。

耳を短くするスタイルは、元気で活発なイメージになりやすいので、男の子におすすめです。(女の子でももちろんとっても可愛いです)

耳付きが低い子におすすめのカット

フェアリーカット

あまりなじみのない名前かもしれません。ネットで検索しても出てこないので…。

要は、「耳の長いアフロ」のことです。

厳密に言うと細かいラインは変わってくるのでアフロではないのですが、「フェアリーカット」が通じないトリマーには「耳の長いアフロ」と伝えれば大丈夫です。

耳の長さを変えたり、先を揃えたり、少し梳いたりすることで印象が変わってくるので、イメージチェンジのしやすいスタイルです。

こぐまカット

最近流行りのカットです。

頭を大きめに作り、お耳はなるべく小さくすることでこぐまのようになります。

耳を下の方に作ることによってより幼く見えますよ。

とっても可愛いので憧れている方も多いのではないでしょうか。

耳が長いテディベア

耳付きの低い子は、長い耳が似合います。

耳の毛が長いと、毛先を揃えても田舎っぽくなりませんし、ナチュラルな感じに伸ばすと女の子っぽさが増してめちゃめちゃ可愛いです。

少し大人っぽくなりますが、ゴージャスでおすすめです。

まとめ:その子の耳付きに合ったカットがおすすめ!でもカバーもできます

こんな感じで、耳付きの違いで似合うカットも変わってきます。

なのでカウンセリングの際、トリマーが初めに見るのは、実はこの耳付きなのです。(中には全然気にしていない、理解していない人もいますが…。)

ぜひ愛犬の耳はどこに付いているのか確認してみてください。

また、どんなカットが似合うのか迷ったらトリマーに相談してくださいね。

でも、耳付きが低いからこのカットしかできない、耳付きが高いからこのスタイルはできない、ということは決してありませんので、やりたいスタイルがある方はどんどんチャレンジしてみてくださいね!

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