【老犬介護】シニア犬の食欲が落ちたら試して欲しいもの

悲しそうなシニア犬の横顔の写真

今年の夏に亡くなった私の16歳の愛犬は、腎不全を患っていたため慢性的に食欲がありませんでした。

はじめは何としても処方食を食べて欲しいと思っていましたが、日に日にやせ細る姿を見て、大切なのはその子が少しでも快適に過ごせることであって、辛い、苦しい思いをして長く生きることではないと思うようになりました。

それからは、美味しく楽しく幸せな日々が送れるよう、食べたい物を食べさせるようになりました。

この記事は、そんな風に現在シニア犬の「食べてくれる物」を探している方の、少しでもお役に立てたらと思います。

愛犬の食欲が落ちたら

一言に「食欲が落ちる」と言っても様々な理由があると思います。

夏バテなのか?歯が痛いのか?わがままなのか?病気が原因なのか?年齢の問題なのか?

食欲のない原因は必ず見つけてから、対策をするようにしましょう。

食欲低下に加えて、元気がなかったり下痢・嘔吐などがある場合はすぐに病院へ行ってくださいね。

明らかに好き嫌いで食べない場合も、あれこれ色々な物をあげない方が良い場合もあります。

あくまでも今回は、シニア犬がどうしても何も食べてくれない場合のお話になります。

うちの子が、これなら食べた!

ソルビダ

当時我が家の犬達が全頭食べていたのがこちらのソルビダです。

シニアの子は処方食をあげていましたが食べず、何故だか他の子が食べているソルビダを食べたがりました。
残念なことに飽きるのが早いので、続けては1.2食しか食べてくれませんでしたが、どのドライフードよりも食いつきが良かったです。
もし、ドライフードでも食べてくれるという子にはソルビダ、おすすめです。

デビフ缶

独特の匂いが好きなのか、犬の食欲が落ちたらまずはこれ!と言って過言ではないと思います。

私がお客様に食欲低下の相談を受けた場合は必ずご紹介しています。

種類もかなり豊富なので、すぐに飽きてしまう子でも毎日ローテーションさせることで、気分を変えながら食べさせることができます。

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参鶏湯(サムゲタン)

手作りご飯もあまり食べなくなってしまった時、この参鶏湯がとてもヒットしました。

材料

  • 鶏手羽元
  • お米
  • キャベツ

材料はすべてお好みの量で大丈夫です。

これらを炊飯器で柔らかめに炊くだけで完成です。お肉がとても柔らかくなって、骨からするっと外れます。

もし好きな野菜などがあれば一緒に入れてあげると良いかと思います。

仕上げにごま油を垂らしてあげるとさらに美味しくなります!

少し塩で味付けすれば飼い主さんも一緒に食べられますので、おすすめです。

 YumYumYum!

食べてくれる物の中で最も嬉しかったのがこちら。

サンプルで頂いて、どうせ食べないだろうなぁと思っていたのにパクパク食べてくれてとても驚いたのを覚えています。

やはり、どうせなら総合栄養食を、もっと欲を言えば無添加を…と思いますよね。

残念ながら1袋食べる頃には飽きてしまったのか食べなくなってしまいましたが、それでもとても助かりました。

Butch(ブッチ)

実はこちらのブッチは、あの時与えずに後悔した物。

食べない子はいない!と思うんです。

今家にいる子達はもちろん、お客様のわんちゃんも大好きだそうで、「他のフードはダメでもブッチだけは大好き!」という子を数匹知っています。

ブッチなら食べてくれたんじゃないかなぁ・・・。と今は思っています。

まとめ:同じものを続けず上手くローテーションさせるのがポイント

シニア犬の大変なところは、「同じものを続けて食べてくれない」というところだと思います。

なるべくなら同じものを続けて出さず、常に新鮮な気持ちで食べられるようにしてあげると、食べる量を増やしてあげられるかもしれません。

1度にたくさん食べられなくなってきますので、食事回数もできるだけ増やしてあげてください。

「今日も食べてくれなかった…」と落ち込む日が続いてしまうこともあるかと思いますが、愛犬も一生懸命生きようと頑張っています。

そんな愛犬のサポートができるよう、選択肢はたくさん持っておきたいですね。

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