イヌノコト。

現役トリマーが犬のことをあれこれ考えるブログです。

【問題行動】犬を褒めてしつける方法【叱らない】

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最近は犬を「叱らずにしつける」というのが主流になってきていますね。

私はドッグトレーナーではないので、今回ご紹介するのは正しいやり方ではないかもしれません。

ドッグトレーニング素人のトリマーが実際に我が子に試したトレーニング、現在チャレンジ中のトレーニングになります。

参考程度に読んでいただければと思います。

ちなみに、トレーニングには私の大好きなクリッカーを使用しています。

叱らずにしつける方法

こんなことで悩んでいませんか?

  • 無駄吠えをやめさせたい
  • ドッグカフェなどで大人しくさせたい
  • 来客時のワンコラをやめさせたい

何度叱ってもなかなか改善しないことが多いかと思います。

では、どうやって「叱らずに」しつけるのか?

私が試してみた方法をご紹介します。

無駄吠えをやめさせたい

①STOP

我が家のヨーキーの男の子(成犬)普段はとても大人しく手がかからないのですが、「要求吠え」だけが困りごと。

ご飯が欲しい、おやつが食べたい、抱っこして欲しいなど、何か要求がある時は吠えてしまいます。

基本的に私は犬にあまあまなので、だいたいの要求は答えてあげてしまいますが、どうしても対応できないこともあります。

そこで「吠えるのをやめて」という意味で「STOP」というコマンドを教えることにしました。

おやつを見せると欲しがって吠えるので、それを利用してトレーニングしました。

吠えている最中に「STOP」と言って、犬が吠えるのを一瞬やめたらすかさず褒めます。

この一瞬を的確に褒めるためにクリッカーが本当に役立ちます。

ちなみに、はじめのうちは少し大きめの声を出して、犬がびっくりして吠えやむようにするのがポイントです。
何度か練習しているうちに「STOP」と言われた時に黙ると、おやつがもらえるということに犬が気付きます。
「SPEAK(吠えろ)」のコマンドの逆バージョンです。セットで教えるのも良いですね!

②持ってて

おもちゃが好きな子にはこちらも良いです。
吠えて欲しくない時には「おもちゃを持っててね」ということです。
おもちゃを咥えていれば物理的に吠えることはできません。
おもちゃを咥えたら褒める、というのをくり返し教えて、だんだんとおもちゃを持っている時間を長くしていきます。
こちらのコマンドは、できるようになると写真を撮る時などにも可愛いですし、そのまま「持ってこい」も教えることができるのでおすすめです。

ドッグカフェなどで大人しくさせたい

マット

ドッグカフェでめちゃくちゃ使えるコマンドのご紹介です。

美味しい匂いや他の犬の誘惑で、なかなかドッグカフェで大人しくできない子には「マット」のコマンドがおすすめです。

ドッグカフェで使用するカフェマットの上で待機できるように教えてあげましょう。

はじめはおやつやリードを使ってマットの上まで誘導し、マットに片足だけでも乗せることができたら褒めます。

そこからだんだんとステップアップして、両前肢が乗る、四肢全てが乗るようになったら「マット」のコマンドを付けて、こちらの指示でマットに乗ることができるようにします。

その後は、少しずつで良いので褒めるタイミングを遅らせて、マットの上に乗っている時間を延ばしていきます。

最後はおすわりや伏せ(できれば伏せ)で待てるようになるのがゴールです。

犬にもよりますが、この「マット」のコマンドは比較的簡単に教えることができるので、まずはこちらからチャレンジしてみることをおすすめします。

来客時のワンコラをやめさせたい

ハウス

我が家もこれに困っています。

看板犬が完全に番犬になってしまっているので…。

多頭飼いなのでなかなかトレーニングが進まないのですが、1頭だけで飼われている子は改善も早いかと思います。

まず、目標は「ピンポンが鳴ったらクレートに入る」ことです。

やり方は簡単で、誰かにピンポンを鳴らしてもらいそれと同時に大好きなおやつをクレートに投げ込みます。

この時に使うおやつは、なるべく長持ちするガムやコングが良いでしょう。

ピンポン=クレートでおやつ、を覚えさせるのでコマンドはピンポンの音です。

もし、おやつよりも興奮が勝ってしまっておやつには目もくれないようでしたら、ピンポンで練習する前に普通の「ハウス」を教えて、できるようになってから次のステップに進んでください。

ご飯をあげる前にピンポンをならして、クレートで食べさせるのも良いですね。

犬に仕事を与えることが大切

問題行動をやめさせるというよりも、「そんなことより、こっちのお仕事してくれない?」と提案して、犬にも楽しいことをしていてもらいましょう。

本人が「なんだこっちの方が楽しい!」と思ってくれたら成功です。

毎日毎日叱ってばかりいると飼い主も疲れますし、お互いにとって大きなストレスです。

1日10分ゲーム感覚で愛犬とトレーニング、そっちの方が断然楽しいと思いませんか?

でも私は、時には叱った方が良いこともあると思います。

いろいろと工夫をすれば、確かに叱らずにトレーニングをすることは可能だと思います。

でも、正直1発ガツンと叱って問題行動が収まるのであれば、結果的に犬も飼い主もストレスが少なく済むのではないかと思っています。

褒めるだけのトレーニングはやはり時間がかかりますし、上手に使い分けてトレーニングしていきたいですね。

愛犬の性格によってはどうしても合わない方法もありますので、見極めは重要です。

まとめ:トレーニングはお互いがストレスなく暮らすためにある

レーニングの目的は、「お互いがストレスなく生活すること」だと思います。

人も犬も楽しめることがベストです。

でも素人にはトレーニングってやはりとても難しいですよね。

本当は子犬のうちからトレーナーさんにお願いするのが良いですが、自分でやってみたい!という方も多いと思います。

そんな方におすすめなのがクリッカーレーニング。

私のようなトレーニング素人がやってもある程度のことであれば、犬に教えることができます。

ご興味ある方はこちらの本が分かりやすいのでおすすめです。私も持っています!

過去記事で簡単なトリックの教え方もご紹介しています。

www.inunokoto.com

 ちょっとした問題行動でしたらクリッカーを使ったトレーニングでも十分に改善可能ですので、気になる方は是非チャレンジしてみてくださいね!