たったこれだけ!愛犬の写真を可愛く撮る方法

赤い花をくわえてポーズをとる犬の写真
私のお店では、トリミング後にお写真をお撮りしてお渡しし、後日LINEでデータをお送りしています。

お客様にはとても喜んで頂き、「どうしてこんなに可愛く撮れるんですか?!」と言っていただけます。

今日は愛犬の写真を可愛く撮る方法のご紹介です。

今回は難しい設定などのお話ではなく、iPhoneのカメラ機能などで気軽に撮る場合の方法になります。

愛犬の写真でありがちな失敗

ぶれている

動物の写真ではよくあることですが、ぶれてしまうこと。

カメラの性能にもよりますが、よっぽど上手でないと全くぶれていない写真を撮るのは難しいですよね。

ぶれを少しでも軽減するにはやはり明るさが大事かなと思います。

できるだけ明るい場所で撮影しましょう。

目が光ってしまう

先ほど明るくと言いましたが、フラッシュを使ってしまうと目が光ります。

これは、犬の目にあるタペタムと呼ばれる反射板の役割をする層が光を反射するから。

このタペタムがあることで、夜行性の動物は暗闇でも物を識別することが可能です。

ちなみに、人間でも時たまフラッシュで目が赤く光ることがありますが、犬とは理由が違います。

瞳孔が開いた状態の人にフラッシュを使うと、目の奥の毛細血管がうつって赤く見えるそうですよ。

カメラ目線じゃない

生き物ですので、なかなかじっとはしていてくれません。

あっちが気になって、こっちも気になって…。

そわそわしてしまったり興奮してしまう子は、しばらく時間を置いて落ち着くのを待ってあげましょう。

少し冷静になってから撮影再開です。

耳が下がってしまう、目をつぶる

こちらはカメラが苦手なタイプの子。

大きなレンズが苦手な子も多いので、そういう子には大きなカメラは使わずiPhoneなどのカメラ機能の方が良いですね。

耳が下がってしまう子には、後でご紹介する「視線をもらう方法」を試してみてください。

目をつぶる子は、ストレスを感じてカーミングシグナルを出しています。

良い写真を撮ろうと一生懸命に呼ぶ飼い主の姿に怯えていることがほとんどです、こちらが一旦落ち着きましょう。

撮影は短時間で終わらせ、少しずつカメラに慣らしてあげてくださいね。

犬の写真の基本の撮り方3つ

ピントは目に合わせる

昔大流行したTHE DOG風の写真を撮るのでしたら、鼻にピントを合わせて正解なのですが、基本的には「カメラに近い方の目」にピントを合わせます。

オートフォーカスモードだと、だいたい鼻にピントが合ってしまうので注意です。

自然光の入る場所で撮る

これとっても大事です。

お日様の下で撮ると下手くそでもそれっぽく綺麗に撮れますよね。

晴れた日のお散歩で撮ると良いですね!

お家の中での撮影もカーテンを開けてなるべく明るく、できれば窓の近くで。

数で勝負

犬相手の写真はとにかく沢山撮ることが大切です。

私も仕事では1頭につき50枚くらい撮ることもあります。

その中でまともに写っているのは1枚だけ…ということもありますので、とにかく沢山撮って後でじっくりと選びましょう。

シャッターの切り方がポイント

私も最近まで知らなかったのですが、ぶれないシャッターの切り方。

スマホの画面にあるシャッターボタンをタップする際に、スマホが動いてぶれてしまうことが多々ありますよね。

両手でスマホを支えていれば問題ないですが、犬を撮影する時ってだいたい片手ですよね。

(反対の手はおもちゃやおやつを持っているので)

そんな時は、シャッターボタンに触れたら指を離さず、そのまま横にシュッとスライドさせるんだそうです。

シャッターボタンから指がずれた時にシャッターが切れるので、振動がなくぶれずに撮影できます。

…これ、常識なんでしょうか?もっと早く知りたかったー。

加工も頑張る

もう少し明るかったらな、とか、後ろに変な物写ってる!とか。

せっかく撮った写真ですので、加工して更にランクアップしましょう。

…と言っていますが、私は写真の加工が苦手です。

現在特訓中ですので、マスターしたら記事にしたいと思います。

とにかく視線をもらう方法

好きな言葉で気を引く

愛犬にこちらを見てもらうには、声かけが大事です。

  • お散歩行く?
  • ご飯食べる?
  • おやつにしようか!

などなど、愛犬が好きな言葉を言ってみましょう。

こちらを向いてお耳がピーンとなったらシャッターチャンスです!

おもちゃを使う

大好きなおもちゃがあればチラつかせましょう。

プピプピ音が鳴ったり、鈴の入ったおもちゃが良いですね。

おやつを使う

おやつの匂いや袋のガサガサ音は効果抜群です。

愛犬が興奮しすぎないもので

先ほどあげたのはどれも犬の大好きな物ですが、上手に使わないとテンションが上がりすぎてしまうので注意が必要です。

音の鳴るおもちゃが好きすぎたり、お散歩の言葉を聞いてしまうと大興奮してしまうような子はおやつを使う、食いしん坊な子には声だけで呼ぶなど工夫してみてくださいね。

「パパ帰って来た?」「ママどこかな?」などで反応する子もいます。

そういう子は「普段からよくパパママとお話してるんだな」と思って微笑ましくなります。

教えておくと便利な「はいチーズ♪」

普段から「はいチーズ♪」を教えておくのはどうでしょう?

教え方はとっても簡単。

「はいチーズ♪」と言いながらおやつをあげてみてください。

はじめはおやつばかりに気を取られていますが、くり返すうちに「はいチーズ」=おやつ、ということを学習してくれます。

「はいチーズ♪」でこちらに注目するようになったら成功です!

ばっちりカメラ目線がもらえるコマンドが完成しました。

せっかく期待させてしまっているので、写真を撮ったらおやつをあげるのを忘れないようにしてくださいね。

まとめ:愛犬を可愛く撮れるのは、プロのカメラマンではなく飼い主です

撮影会でプロのカメラマンさんに撮ってもらった写真は、カメラ目線でとても綺麗ですが、私は飼い主を見つめる犬の視線の方が好きです。

飼い主が何気なく撮った写真の犬って、本当に良い表情をしていると思うんです。

綺麗なお花畑をバックにきちんと整列して撮った写真も素敵ですが、是非お家の中でリラックスした状態の写真もたくさん撮ってみてくださいね!

私はミラーレスを買ったのですが、まだまだiPhoneで撮った写真の方が綺麗です…。

たくさんお勉強して、ご紹介できるように頑張ります。

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