イヌノコト。

現役トリマーが犬のことをあれこれ考えるブログです。

お散歩後の足洗いから解放される方法があります

 

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愛犬のお散歩から帰ったら、足を洗いますか?それとも拭きますか?

今日は毎日の足洗いに疲れている飼い主さんへ向けたお話です。

毎日の足洗い、大変ではありませんか?

チワワやダックスのような短毛種であれば、濡れタオルやウエットティッシュでちょちょっと拭くだけでも良いかもしれません。

でも長毛腫、特に白いコートの子は足先が真っ黒になってしまうので、毎回お風呂場で洗うという方も多いのではないかと思います。

冬は寒い、夏は暑いお風呂場で腰をかがめて足を洗うのって本当に大変ですよね。

 肢バリ(鳥肢)のメリット・デメリット

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「肢バリ」は聞いたことがある方もいるかもしれません。

プードルやシーズーの肢先をバリカンでツルッツルに刈ることです。もちろん他の犬種でもできます。

鳥の肢のように見えることから鳥肢と呼ばれることもあります。

肢のお手入れのしやすさはピカイチで、お散歩帰りに濡れタオルなどでキュキュッと拭き取る事ができる為とっても楽ちんです。

シャンプータオルを使ってついでに全身拭いてあげるのも良いと思います。

また、肢を洗った場合でもドライヤーを使って乾かす程ではなく、タオルドライで済みますので時短にもなります。

そんな良いことだらけの肢バリですが、欠点が1つだけ。

「見た目が賛否別れる」ということです。

鳥肢というくらいなので、鳥が苦手な方は気持ち悪く感じるかもしれません。

比較的トリマーは好きな人が多いですが、見慣れない一般の飼い主様はちょっとびっくりしてしまうことも。

ちなみに私も全く嫌いではありませんが、家の子にはやらないですし、お客様にも勧めることはほとんどありません。

【秘技】隠しバリ

 そんな肢バリの欠点をカバーしつつお手入れをしやすくする、夢のような裏技があるんです。

その名も「隠しバリ」。

名前からすでに想像できてしまった方もいるかと思いますが…、肢バリを隠すことができるのです。

通常通り肢バリを入れたら、足回りは地面に付く毛だけをカットします。

そうすることで、見た目は普通の肢なのに、毛をめくると肢バリが!ということになります。

ちなみに、もっと肢バリを目立たなくするには「指バリ」もおすすめです。

指の第二関節までバリカンを入れる方法で、バリカンの入った面積が小さくなりますので、よりナチュラルに見えます。

ブーツカット、太めの肢の子におすすめ

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ブーツカットや太めの肢を作っている子は、特に足回りが汚れやすいですよね。

そんな子にこそ隠しバリはおすすめです!

足回りが汚れやすい子は、肢先にボリュームがありますのでバリカンをかけた部分を上手く隠すことができます。

お洒落なスタイルをキープしつつ、お手入れしやすく。最高ですね。

反対に、肢の毛を短くしている場合は隠れにくく普通の肢バリと変わらなくなっていしまいますので、気を付けてください。

更に裏技!ハサミでもできる

最近うちのお店でも流行りだしたのですが、「ハサミで肢バリ」。

いやもうバリカン使ってない時点で「バリ」ではなくなっているんですが…。

通常バリカンでツルッと刈り取る部分をハサミで短くします。

皮膚が見える程の短さにはなりませんのでとてもナチュラルです。

ツルツルは嫌だけど肢バリに挑戦してみたい、という方におすすめです!

まとめ:毎日の足洗いに疲れたら、隠しバリがおすすめ

隠しバリをオーダーする際、ほとんどのトリマーには通じると思いますが、中には知らなかったり、呼び名が違ったりすることがありますので、事前にしっかりとカウンセリングを受けてくださいね。

また、バリカン負けしやすい子の場合も必ずトリミング前に申告しておいてくださいね!

お散歩後の面倒な足洗いが時短できたら、お散歩の時間も伸ばせるし、愛犬とのお散歩がもっともっと楽しみになりますね!